Ztoができるまで 石けん編


Ztoができるまで 石けん編


天然ゼオライトの可能性をさぐる

「ゼオライトの石けんができたら、それはすごいでしょう」。
「Ztoクリアソープ」が生まれたきっかけは、天然ゼオライトの可能性を尋ねられた佐藤社長が発したひと言でした。

胃薬にも使われるゼオライトは人体に無害であるだけでなく、注目すべきは抜群の吸着力。肌にうすく塗布するだけで、余分な皮脂や汚れを自然に吸いよせる驚くべき特性を持っています。肌をゴシゴシこすらなくても、落としたい汚れだけをやさしく落とせる--。そんな石けんが完成すれば、それはおそらく画期的な製品になるはず。通常のゼオライトは粒子が粗く、そのままでは化粧品原料に向きませんが、NZKが所有するのは1千万年もの歳月を経て生成された天然ゼオライトです。風化の度合いが進んでいるので結晶が非常に細かく、砕いても角が鋭角になりません。そんな他社にない原料を生かそうと、ちょうどパックの試作が始まっていました。

こうして、パックとほぼ同時進行で石けんの開発がスタートします。「製造のパートナーはここしかない」と協力を要請したのは、長年無添加石けんにこだわり続けたメーカー。河川を汚染し、人体にも悪影響を及ぼす化学薬品は一切使わないというコンセプトのもと、「Ztoクリアソープ」はその一歩を踏み出しました。

90日間もかけて作る「枠練り」への思い

何度も会議を重ねた結果、2種類の石けんをラインナップすることになりました。ひとつは天然ゼオライトを贅沢に使用したさっぱりタイプ、もうひとつはパックをやさしく流すしっとりタイプです。

しっとりタイプのうるおい成分は、熊本の蜂養場でこれぞと思う純ハチミツとめぐり会い、殺菌作用を持つ緑茶抽出エキスとともに配合することに。香り成分には天然ゆずオイルを採用しましたが、これもアルコールに反応しやすい敏感肌を考慮して、薬品によらない抽出法のものを選択。極上の純石けん成分を筆頭に天然ゼオライトにふさわしい素材が出そろい、いよいよ試作が始まりました。配合やレシピを変えては泡立ち、泡のキメ、泡切れなどのチェックを何度も何度もくり返します。

こうして完成した石けんは「毛穴の黒ずみが取れた」「肌がパッと白くなった」と、モニタリングの評判も上々で、大きな手応えを感じました。しかしそれだけに、天然ゼオライトのよさを最大限に引き出してくれる製法についても、もっともっとこだわりたい。石けんには油脂を釜でじっくり炊きあげる「枠練り(鹸化法)」という昔ながらの製法があります。職人が丹念に練り上げて作るそれは、天然のグリセリンがほどよく残り、つっぱり感がなくしっとりした洗い上がり。また長期熟成でなめらかさが増し、石けんの結晶が密になるので、溶けにくくムダ減りしません。原料の仕込みから完成まで90日間を要する枠練りは手間もコストもかかりますが、もう一度ゼロから取り組むことにしました。

美しいマーブルが物語るもの

私たちがここでもうひとつこだわったのが、この枠練り石けんを美しいマーブル調に仕上げること。ひとつひとつ表情が違うマーブル模様は、天然ゼオライトを全面に打ち出す「Ztoクリアソープ」が唯一無二であることの象徴です。

保存料や防腐剤などを加えない完全無添加をクリアしてなお、毎日手に取るのが楽しくなるような付加価値をつけたい--。ところが、長く無添加せっけんを手掛けてきた職人さんも音を上げるほど、これは困難をきわめました。天然ゼオライトと石けん素地の比重が大きく違うため、何度試作してもきれいなマーブル模様にならないのです。それでも、ここまできて妥協はできませんでした。さまざまな実現策を具体的に提案しながら、試作を繰り返すことおよそ半年。念願のマーブルを描く「Ztoクリアソープ」と「Ztoモイスチュアソープ」がついに完成しました。

自然界に存在する素材だけで手作りされた石けんは、洗い流したあとも微生物によって完全に分解され、再び自然にかえっていきます。資源をムダにしないため、パッケージもあえて簡素化しました。ただ、製法が確立されたとはいえ、天然の原料だけに厳しいチェックが欠かせません。通常はひと枠で約800個の枠練り石けんができますが、現場の検品で外され、発送されてくるのは600個程度。さらにZtoのスタッフが1個ずつ仕上がりを確認し、出荷できるのは500個に満たないときもあります。それでも、その数は私たちの誇りと責任の証し。これからも本当によいものだけをお届けしていきたいと考えています。


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