

【Zto通信:vol.0136】
弓張月とツワブキ
毎年この時季になると、秋を求める世間の脚光を浴びるのは、
なんといっても紅葉ですよね☆
秋晴れのもと、みんなが上を向いて紅葉の移ろいに
ココロを奪われているころ、足元ではひそかに
『つわぶき(石蕗)』が慎ましく花を咲かせています。
つわぶきは蕗の一種ですが、ツヤツヤっとした濃緑の葉が
非常に印象的で、名前も「艶葉蕗」から転じているのだとか。
控えめな、小さな黄色の花をつけています。
Ztoオフィスのそばにもつわぶきが植えられているところがあり、
私にとってはこの時季の風物詩のひとつになっています。
そんな先日の会社帰り、目に大きな半月が飛び込んできました。
この半月のことを「上弦の月」、「下弦の月」でおなじみの
『弦月』と言いますが、その形から、別名
「弓張月(ゆみはりづき)」とも呼ばれているそう。
この弓張月に照らされたつわぶきは、葉の艶はさることながら、
可憐な黄色の花が昼間よりも際立ち、
その存在感を存分にアピールしていました。
昼間と夜とで表情を変える自然の光景は、
日本人の感性にとても合っているのでしょうね。
秋という季節が少し寂しい印象を持っているせいか、
または仕事帰りで一日の終わりを感じる時だからなのか
こういうちょっとした変化に
ココロがやんわりとほぐされた瞬間でした。
紅葉もいよいよプライムに突入!という時季ですが、
冬がやってくる前に、目と舌で秋をじゅうぶんに
堪能しておきましょう(o^ー^o)
P.S. ちなみに、弦月の上弦、下弦はその形からきているのではなく、
月に2回ある弦月のうち、1回目が「上」、2回目が「下」と
いうことを初めて知りました。生まれてこのかた、
形からきているものだとばかり・・おはずかしい(*^ー^*;)