

【Zto通信:vol.0111】
紫陽花の花の色は・・・
先日、沖縄と奄美地方は梅雨入りしたというニュースがありましたが、
季節の移り変わりは早いものです。
通勤途中に自宅近くの路地で紫陽花が咲き始めているのを目にし、
ここ福岡にも少しずつ梅雨が近づいているのを感じました。
調べてみると、紫陽花の花言葉は「移り気」や「ひたむきな愛情」。
「移り気」は、おそらく紫陽花が咲き始めから少しずつ
花の色を変えることや、土壌のpH値によって花の色が
変わってくることから名付けられたのでしょう。
ちなみに、昨年のZto通信vol.0064でも少しお話しましたが
紫陽花の花は土壌の酸性が強いと青みがかり、
アルカリ性が強いと赤みがかるとされています。
この「移り気」とは真逆の花言葉「ひたむきな愛情」は
シーボルトとお滝の話からでしょうか?
江戸時代、長崎に来日した医師シーボルトが、妻である「お滝」を
オタクサンと呼んでいたことから、紫陽花をヨーロッパへ紹介した際に
学名を「ハイドランゲア・オタクサ」と名づけた話は有名ですよね。
その後、シーボルトはご禁制の品である日本地図を
外国に持ち出そうとしたことを咎められ、スパイ容疑で
国外追放を言い渡されます。
「人の心をごまかすように
七つおたくさ紫陽花は
オランダさんの置き忘れ」
昔の歌に、こんな詩がありましたが、
日本に残されたお滝さんのことを唄った
この悲しげな曲を思い出すと、紫陽花の葉や花びらが
雨の滴を湛えている姿は彼女が泣いているようにも思えます。
・・・な~んて、ちょっとロマンティックすぎたでしょうか(笑)
梅雨はどうも好きにはなれませんが、
こんな話に思いを馳せてみるのも、また一興ですよ。