

【Zto通信:vol.0102】
おぼろ月夜に・・・
先日、仕事帰りにふと空を見上げると
霞みがかった夜空に、美しい朧月が浮かんでいました。
朧月とは、春の夜のほのかにかすんだ月のこと。
その淡い光は、昔から日本人の心を震わせる何かがあるらしく
多くの俳句や川柳に詠まれています。
中でも私の好きなのは、この句。
(といっても、恥ずかしながらきちんとした意味を
知っているのはコレしかないのですが・・・。)
『大原や 蝶の出て舞ふ 朧月』 (内藤丈草)
山里の穏やかで暖かな春の夜、霞のかかった明るい月夜に、
蝶が誘われるように飛び交う様子を詠んだ句です。
この句を耳にするだけで、情景が目に浮かび
幻想的な感じがしますよね。
季節柄、蝶ではなく夜に飛び回る蛾を詠んだのではないか
という説もあるようですが、なんとなく蝶だと思いたい・・・と
考えるのは私だけでしょうか?