

【Zto通信:vol.0097】
温故知新
先日、直木賞&芥川賞の受賞作が発表されましたね!
今年の受賞作の中で個人的に気になったのは、
直木賞の『利休にたずねよ』。
「利休って、あの千利休のことだよね?」という
何気ない気持ちから、なんとな~くあらすじを読んでみたところ、
「ほほぉう☆」と知らないことがたくさんあって、興味を持ちました。
私の中で千利休という人は、漠然と
「茶人の中の茶人」、「茶道界の偉い人」と、
「お茶」が全面に出たイメージでしたが、
実は政治の世界でもその手腕に長けた方だったそうですね。
ここ数年、NHKの大河ドラマが高視聴率をたたき出していることにも
反映されているのかもしれませんが、この作品が選ばれたのは、
現代社会に嫌気がさしている私たちが、知らず知らずのうちに
古き良き「侘び・寂び」の世界に惹かれていることの表れなのかなと、
つい感じてしまいました。
(受賞作を選んだのは限られた審査員の方々なんですけどね(^^;))
最近しみじみと感じるのですが、現在の日本や世界の事情を
理解するには、もっと歴史を知らなければならない、ということ。
『温故知新』-故(ふる)きを 温(たず)ねて新しきを知る
という言葉にあるとおり、まず手始めに今回の受賞作を読み、
名前と簡単な人物像しか知らない古の偉人について、
そして日本の伝統文化や歴史の奥深さについて温ね、
自分の中で新しい感性や知性を養いたいなぁと思っています。