

【Zto通信:vol.0083】
8年の実り
先日、とあるタルト屋さんに行ってきました。
季節の果物や野菜をふんだんに使ったタルトが並ぶ
そのお店のショーケースは、ほんとうに見るも鮮やか☆
ぶどうにいちじく、なし、くり、かぼちゃ、さつまいも・・・
中でも、普段あまり主役になれない柿のオレンジ色は
ひと際目立っていて、そこまで柿好きではない私でも、
ぐぐっ☆と来たほど。
(注:栗まっしぐらな私は、友人からちゃっかり一口もらいました(笑))
祖父母の家に柿の木があるためか身近に感じる果物の1つですが、
幼いころから、その大きな柿の木がオレンジ色の実を
たくさんつけているのを見ると、自然とワクワクしたものです☆
柿には昔から『木守柿』という風習があるのをご存知でしょうか?
全ての実を収穫するのではなく、翌年の豊作を祈って、
一部の実をそのまま木に残しておく、というものです。
「こもりがき」とも呼ぶそうですが、そう思って柿の木を見てみると、
何だか昔の日本人の心の豊かさを感じます。
今ほど飽食の時代ではなく、一つ一つが大切な
食べものだったはずですが、人間だけではなく、
鳥たちにも実りの一部を分け与える、シェアするという
意味合いもあるというこの慣習。
現代人が忘れつつある『思いやりの心』、
古き良き日本人の心を感じますね。
『柿』といえば、「桃栗3年、柿8年」
8年かけて実をつけるようになると言われている柿の木ですが、
『人』は20年かけてやっと大人の仲間入り。
倍以上の時間をかけるのだから、
それなりの実を実らせなければ!ですよね☆
秋の実りを満喫して体は緩んでも(笑)、
気持ちは引き締めていきたいと思う今日この頃です。