

【Zto通信:vol.0069】
涼
二十四節気の一つ「大暑」。
連日、猛暑日、熱帯夜が続く中、
まさに暦どおりの厳しい暑さとなりましたが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
この暑さに負けじと鳴いている蝉ですが、
それをキーワードにネットを検索していたところ・・・
「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
芭蕉の「奥の細道」にある俳句が目に留まりました。
山形県の立石寺(山寺)を訪ねたときに、
作られたといわれているこの俳句。
「ミーンミンミンミンミン」
深閑と静まりかえった鎮守の杜。
蝉の声が、まるで岩にしみ込んでいくように、
透き通って聞こえる情景が目に浮かびます。
喧騒に囲まれながら暮らしていると
本当の静けさを忘れてしまいそうになります。
避暑地の木陰でのんびり読書など憧れますが、
俳句や詩の情景を思い描きながら
涼を感じるのも風情ですね。